株式会社フジみらい
人事企画課 採用担当 桟敷(サジキ)/村部
〒770-0873 徳島市東沖洲一丁目6番地1
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新卒の採用活動ではインターンシップもひと段落し、いよいよ企業説明会が一斉スタートする季節がやってきました。毎年この時期にはフジみらいの新卒新入社員の皆さんに、この1年を振り返ってもらっています。今年は、松村友之さんと西條美紅さんがトップバッターを務めてくれました。
タウトク)現在の配属先と、仕事の内容を教えてください。
松村 友之さん(24歳)兵庫県出身、徳島大学 理工学部 理工学科 社会基盤デザインコース卒(写真左)
私たち新卒メンバーは入社後約4カ月間の本社研修を終え、順次OJTとして配属されました。私は7月末から積算技術業務に従事しています。主に、公共工事の基準単価等をもとに適正な工事金額を算出する仕事です。
入社からもうすぐ1年を迎えますが、業務に就いてまだ半年ほどです。大学では理工学部で土木について勉強してきたものの、水理学や構造力学などの理論が中心でした。実際の仕事では、工事の概要や工事で使う機械、材料など専門的なことばかりで、勉強することが山のようにあります。
西條 美紅さん(23歳)北島町出身、四国大学 生活科学部 生活科学科卒(写真右)
私は文系出身で、土木についての知識はゼロでこの業界に飛び込みました。フジみらいの採用は「文理不問」で、先輩たちもゼロから勉強して技術者を目指していると聞き、とにかく「やってみよう!」と入社を決めました。
私は8月から国土交通省 那賀川河川事務所の管理課で、OJTとして技術資料作成等業務に携わっています。那賀川や桑野川など県南の一級河川の管理、また河川関連施設の点検等を管理する仕事です。仕事では国や県、市町村の職員の方をはじめ、地域住民の方や地元企業の方などたくさんの方と関わりがあります。
タウトク)フジみらいに入社を決めた理由は?
西條:私が就活で大事にしていた軸は2つあります。一つ目は「仕事の成果が目に見えて分かるもの、カタチに残るもの」です。公共事業の発注者支援業務を通して、フジみらいは地図に大きく残る仕事に携わっているので、自分のやりたいことに合致しました。
もう一つは「会社の雰囲気」です。就活中にいくつかの会社にインターンシップでお邪魔しましたが、フジみらいは採用担当の方だけでなく、廊下ですれ違ったときに社員の方が挨拶してくれたり、「どこの大学から来たん?」と気さくに声をかけてくださったりと、年齢や役職に関わらず皆さんとてもフレンドリーだったので「この会社だ!」と感じました。
松村:私の場合は、父が建設コンサルタントで働いていて、子どもの頃、完成した構造物を見せてくれたことがありました。その影響で物心ついた頃には「父と同じような建設業界で働きたい」と思うようになり、土木系の大学に進学しました。ある時、大学で流れていたフジみらいの動画がたまたま目に入り興味を持ちました。そこで、大学の先生に相談してフジみらいの選考に進むことを決めました。
あがり症で面接ではすごく緊張しましたが、言葉が詰まっている私に社長をはじめ、面接担当の方や採用担当の皆さんが温かく声をかけてくださり、受け入れてくれました。本当に優しい方が多いです。
タウトク)では、4カ月にわたる本社研修で特に印象に残っていることは何ですか?
西條:グループワークです。毎月テーマが出題されるのですが、それについて約1カ月かけて話し合って、その内容を整理して発表しました。テーマは業務から会社の理念に関することまで様々です。グループワークで話し合ったことを資料にまとめてプレゼンすることで、人に分かりやすく伝えることの難しさを学びました。
研修期間内に設けられた時間だけでは足りず、研修の合間を縫ってみんなで集まって「こうしよう、ああしよう」と相談する機会も多かったです。いっしょに進めるうちに同期メンバーの人柄や仕事の進め方など、いろんなことが見える研修になりました。この研修のおかげで同期の距離が縮まり、プライベートなことまで話し合える関係を作ることができました!
松村:私は現場見学が一番印象に残っています。那賀川や吉野川などフジみらいが仕事で関わるところを見学に行くのですが、座学研修で学んだことや場所を直接見ることができ、座学の内容と現場の仕事が結びついたときに理解が深まりました。今はデスクワークが中心なので、少しでも現場のことに触れて仕事に挑むことができたのが良かったです。
タウトク)いっしょに働いている先輩方はどんな人ですか?
西條:私は管理課の先輩・松田さんのもとで勉強中です。誰に対しても穏やかで平等に接してくださる方です。どれだけ忙しくされていても、私が質問をすれば手を止めて教えてくれます。仕事に慣れるまでに同じことを何度か聞いてしまったことがあるのですが、そんな時も丁寧に教えてくれました。本当に尊敬する先輩です! 「自分もこうなりたい」と思える人が身近にいて、とてもありがたい環境です。
松村:私の直属の上司は新居さんです。分からないことを聞いたら教えてくれるのはもちろんですが、いっしょに考えてくださる先輩です。自分が質問したことも後々まで覚えてくださっていて「分かりやすい資料が出てきたから、参考にしてみて」と、いろんな情報を与えてくださるので、とても勉強になります。新居さん以外にも積算室の先輩方はどの人も優しいですし、年の近い先輩も多いので、質問しやすい雰囲気です。
タウトク)同期はどんな存在ですか?
西條: プライベートのことも仕事のことも遠慮なく相談できる存在です。仕事や会社のことは同じ境遇にいる同期にしか分からないこともあるので、学生時代の友だちとはまた違って私にとってかけがえのない存在です。
松村:配属後、新卒メンバーは月に一度のフォロー研修があり本社に集合しています。お互いのことを報告し合ったりそれぞれの場所で頑張っている様子を聞いたりすると、とても刺激をもらえます。自分にとって大変だなと思うことがあっても「みんなも頑張っているから、自分だけじゃない!頑張ろう!」と思えます。
タウトク)それでは、社会人になって「学生と違う」と感じるところは?
西條:責任の大きさが全然違います。今の私は「フジみらいの西條」で、一歩外に出ると、私の言動が会社の印象を決めてしまいます。学生の頃は何をしても私個人の問題でしたが、今は会社の看板を背負っています。プライベートでもそのことを意識するようになりました。
松村:学生の頃は、将来のことがあまり見えていませんでした。フジみらいに入社して「この業界でこれから十年、二十年と働くんだ」と実感することで、勉強への意欲が高まっています。これからもコツコツと勉強し続けないと一人前の技術者にはなれないと思うので、やる気がみなぎっています。
タウトク)皆さんにも4月から後輩ができますね。ぜひ意気込みをお願いします!
松村:自分もまだ勉強中で、至らないところがいっぱいあります。頼ってもらえる先輩になるためにもっと自分自身が勉強して、知識も経験も積んでいきたいです。いっしょに頑張ろう!
西條:私もまだ教えてもらう立場ですから、何かを教えることはなかなか出来ないので、いっしょに成長していきたいです! 年齢も近い分、他の先輩たちに言いにくいことや相談しにくいことでも「この人に聞いてもらいたい」と思ってもらえるような、後輩にとって何でも話しやすい身近な先輩になりたいです。
タウトク)仕事や土木のことはお二人ともこれからかもしれませんが、「社会人の先輩」として教えられることはたくさんあると思いますよ! では最後に、就活中の大学生に向けてアドバイスをお願いします。
松村:最後まで諦めずに自分に合う仕事や職場を探してください。私は最終的に土木の道を選びましたが、実は土木以外にも興味があり、すごく悩んだ時期もありました。今となってはこの道でやっていくという覚悟が出来ましたが、就活のときはとにかく「自分は何がやりたいのか?何に興味があるのか?」をじっくりと考えてくださいね。
西條:時間が許す限り就活に充ててほしいと思います。あと、エントリーシートや履歴書などはギリギリに提出するよりも、余裕を持って提出することが大切です。いろんな企業を見ることはこの時期しか出来ないことなので、社会勉強だと思って1社でも多くの会社を訪れてみてください。親や友だちが「あの会社いいよ」と言っているから受けるのではなく、自分の目で見て、自分が良いと思う会社を選んで欲しいです。
タウトク)ありがとうございました。目標となる先輩に近づけるよう、自分に出来ることを少しずつ広げていってくださいね。応援しています!
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