株式会社フジみらい
人事企画課 採用担当 桟敷(サジキ)/村部
〒770-0873 徳島市東沖洲一丁目6番地1
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TEL 088-664-7077
フジみらいの採用は文理不問で、「ゼロ育」(未経験(ゼロ)から技術者(プロ)を育てる)に取り組んでいます。新卒社員の研修は本社での3~4カ月の「基礎研修」から、配属後の「現場OJT」へとステップアップして2~3年かけて一人前の技術者を目指します。今回は、今年4月に入社した新卒7人の「本社研修」の様子に密着し、皆さんが実際に研修で得たもの、学んだことを伺いました。
(フジみらい新入社員:左上から時計まわりに)
中川 真伍さん(22歳、藍住町出身) 四国職業能力開発大学校 生産電子情報システム技術科卒
瀬野 智史さん(22歳、北島町出身) 四国職業能力開発大学校 生産電子情報システム技術科卒
元木 遥香さん(22歳、徳島市出身) 公立鳥取環境大学 環境学部卒
北野 景士さん(22歳、阿波市出身) 京都先端科学大学 人文学部卒
岡本 豊さん(22歳、牟岐町出身) 徳島文理大学 総合政策学部卒
宮本 健一さん(22歳、鳥取市出身) 四国大学 経営情報学部卒
川人 圭さん(19歳、徳島市出身) 徳島県立つるぎ高校 建設科卒
タウトク)印象に残っている研修を一人ずつ教えてください。
宮本:吉野川や旧吉野川、那賀川などの現場研修です。わたしは鳥取出身で徳島の土地勘がないので、現場研修で訪れる場所すべて新鮮でした。「これからこのフィールドで仕事をするんだ!」と実感が湧き、楽しみになりました! また、2班に分かれて1カ月毎の課題に取り組んだグループワークも濃い時間でした。入社当初はメンバー同士馴染めていませんでしたが、グループワークでチームワークが深まり、意見をぶつけ合ってより良い成果を上げることができました。研修全体を通して一番成長できたのがグループワークだと思います。
中川・瀬野・岡本:測量の実習です。
中川:わたしと瀬野くんは、システム課希望・配属でフジみらいに入社しましたが、最初の2カ月は全員同じ研修カリキュラムに取り組みました。今までの人生でまったく触れることがなかった土木に触れ、ゼロから教えていただきました。「測量の結果からどんな地形なのかが分かるってすごい」と単純に感動しました。
瀬野:座学研修が多いなか、測量は最初に考え方を学び、次に現場で実際に体験する研修だったので特に印象に残っています。「高さの違う地面をどうやって測るんだろう?」と疑問に思ったことを、実際にやってみて理解できました。
岡本:初めて触る機械や道具を扱ったので印象深かったです。二人一組で測量を行ったときには、連携が大事だと分かりました。
元木:わたしは総務の研修です。電話や来客対応など細かく教えていただきました。始めは何かするたびに失敗し、至らないことばかりだと実感しました。でも、「なぜ失敗したか?」を先輩がいっしょに考えてくれたのが嬉しかったですし、仕事をしている様子をすぐ側で見て総務のチーム力を感じました。配属は技術部になりますが、最初に総務の仕事の大変さと無くてはならない大切な仕事ということを学ぶことができました。
川人:CAD研修です。わたしはこの中で唯一建設科を卒業しています。研修で学んだCADは、高校で使ったソフトとは違うのですが、同じCADでも全然違っていて新しい発見がありました。自分で便利な機能を見つけたりすると面白さが増していきました。
北野:創業者の会長から「創業の精神」「経営理念」を直接教えていただいた勉強会です。フジみらいの理念にある背景や想い、会社が大事にする考え方が詰まっていて、フジみらいの社員として仕事に取り組む姿勢を学びました。
タウトク)研修で得たこと、自分自身が成長したと思うところはありますか?
中川:フジみらいの中核事業が「発注者支援業務」なので土木関連の研修が多いのは当然ですが、システム課の自分も土木の基礎研修を受けたこと自体が大きな学びでした。学生時代に比べて視野もぐんっと広がりました。
瀬野:わたしも配属はシステム課です。会社の事業(土木)をきちんと理解しないと現場に望まれるシステムは作れないと思うので、最初の土木研修は良い経験になりました! また、河川の現場研修では今まで気に留めたことがなかった樋門やダムなどの様々な施設が、私たちの生活の安全・安心を守るためにあることを学び、フジみらいが関わる仕事の重要性を実感できたことが成長かな、と思います。
岡本:大学時代はパソコンを使う機会がほぼ無かったのですが、フジみらいの仕事はパソコン無しでは出来ません。身に付くまで苦戦しましたし、今も日々勉強中です。自分自身、これまで積極的に人とコミュニケーションを取るタイプではなかったのですが、同期や先輩のおかげでその面も少しずつ変わってきました。
宮本:友だちと仕事について話をするとき、最初は発注者支援業務のことを上手く伝えられませんでした。でも、研修を受けるたびに理解が深まり、友だちが仕事の内容を理解してくれるようになったときには、自分の成長を実感しました!
元木:私は自分の意見を言うのが苦手でした。でも、グループワークでみんなで意見を出し合ってひとつのものを作っていく過程で、自分の意見をしっかり言えるようになりました。グループワークでは「みんながそれぞれに違う視点を持っている」ということに気づけましたし、それを一つにまとめていく難しさも学びました。
川人:分からないことがあれば、ちゃんと調べるようになりました。学生時代は甘えがあったと思います。今は、分からないことがあればまず自分で調べる。調べて分からなかったら先輩に聞くようにしています。
北野:今まで人前で話をすることがありませんでしたが、グループワークでは全員が発表する経験をしました。どうすれば伝わるか考えながら喋るようになったり、資料作りを工夫したりとにかく創意工夫を凝らしたのが成長できた点だと思います。
タウトク)文系・専門外の皆さんにとって、ズバリ研修は分かりやすかったですか?
宮本:正直、研修内容や講師の方によって分かりやすい・分かりにくい両面ありました。専門的な言葉が多い座学研修だと最初は理解しづらいですが、現場研修の中で理解が深まっていきました。なかでも研修担当の福澤課長補佐は細かく噛み砕いて教えてくださり、とても分かりやすかったです。僕たちの表情を見て「これは新入社員には分からないだろう」というポイントを丁寧に説明してくださいました。そのおかげで理解が深まりました。
瀬野:研修担当や講師の先輩たちが「どうすれば分かりやすいか?」を常々考えてくださっているのを感じました。質問しやすい空気を作ってくださったり、日報に質問欄を設けたり、いろんな場面で配慮してくださっているのが伝わりました。
北野:何もかもが初体験。不安はありましたが、福澤課長補佐や蝶々さん、研修をサポートしてくださった方々が「分からないことは分からないと言うことが一番」と教えてくださり、学びやすい雰囲気がありました。
川人:ぼくは高校時代に一回は土木用語に触れているので、みんなに比べると用語に馴染みがある分とっつきやすかったのかなと思います。ただ、高校で学んだ土木は基本座学だったので、実際の仕事内容とは結びついていませんでした。研修を通じて仕事の内容や中身が少しずつ繋がってきたように思います。
タウトク)それでは最後に研修専属チームの福澤さんと蝶々さんに質問です。今年から現場を知る研修専属チームが立ち上がったと聞きました。どんなことを大切にして研修に取り組みましたか?
福澤:「みんながいかに成長できるか?一人ひとりどうすれば成長できるか?」を考えながら取り組みました。理解の仕方は一人ひとり違います。話をしつつ、理解できていないと思ったら絵を描いて説明したりもしました。それから、机に座って聞いているだけでは理解できないこともあります。そんな時は現場に連れていき、「あのとき話したのはこういうことだよ」と繋げていきます。理解してもらうまでの繋がりを重視して研修に取り組みました。
蝶々:実際に現場で仕事をし始めると、どうしてもギャップがあります。そのギャップをできるだけ埋めたいと思いながら研修をしました。また、我々の仕事には「資格」が必要です。まずは、現場技術員になるために必要な「技術士補」の資格取得を目指してもらいます。11月に試験がありますので、それに向けてこれからもフォローしていきます。
タウトク)ありがとうございました。新卒の皆さんは次のステップ、現場OJT頑張ってください。1年後に成長した皆さんにまたお会いできるのを楽しみにしています。
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人事企画課 採用担当 桟敷(サジキ)/村部
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