株式会社フジみらい
2022.11.16

「指定緊急避難場所」周知徹底キャンペーンin上板町に参加しました

去る11月3日(木・祝)、【「指定緊急避難場所」周知徹底キャンペーン in 上板町】が開催されました。協賛企業である当社からは、約25人の社員がサポートスタッフとして参加しました。

このキャンペーンは、上板町にお住まいの方・お勤めの方を対象として、実際に指定緊急避難場所に足を運んでもらうために実施したものです。いざという時に迷わず指定緊急避難場所を目指すために、楽しいイベント要素も交えて企画され、小さなお子さんからご高齢の方まで老若男女約500名の方が参加されました。

上板町内にある学校や病院など13の施設が指定緊急避難場所になっています。参加者は、そのうちの12箇所で配られる指定緊急避難場所の情報が記載されたカードを受け取り、日用品や食料品などのプレゼントと交換してもらうために、上板町の「技の館」を目指しました。

当社の社員は、各指定緊急避難場所で案内係や駐車場係を担当しました。
通りがかりの地域住民の方に「何をしているの?」と尋ねられることも多く、キャンペーンのことを伝えると「近所に住んどるけど、知らんかったわ。せっかくやけん行ってみようか!」と、積極的に参加してくださいました。

また、「友だちよりも先にゴールをしたい!」と競い合う子どもたちや、三世代で手をつないで楽しそうに参加されているご家族の様子がとても微笑ましかったです。
訪れた老夫婦の方が「 ご苦労様です 」と笑顔で労ってくれたり、「こんなプレゼントもらえたよ!」とわざわざ報告に帰ってきてくれる子どもたちもいて、地域住民の方々との小さな交流が生まれました。

このキャンペーンは、「吉野川流域治水協議会・吉野川中流・下流大規模氾濫に関する減災対策協議会」が主催となり実施したもので、【発注者支援業務】に従事している弊社の現場技術員も、国や県、上板町など官公庁の方とともに企画・準備・運営を行いました。

本社と現場では普段は業務場所が異なるため、お互いの働く様子をなかなか知り得ません。でも、今回のイベントで現場メンバーが「防災への興味を持ってもらおう」と訪れた方に丁寧に説明する姿や、イベントを仕切っている様子を見て、地域のために真剣に働く仲間の存在をとても誇らしく感じました。
また、本社勤務の社員たちにとっても、地域住民の方々と触れ合う時間を持つことで「地域への貢献」を実感する貴重な機会となりました。

キャンペーンの企画から当日の運営まで担当された関係者の皆様、当日のサポートスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。

【当日の様子はこちらからもご覧ください】
水防災意識社会 再構築ビジョン (mlit.go.jp)