令和4年8月26日、WEB会議にて、四国技術資料作成業務勉強会(出前講座)が執り行われました。
本勉強会の目的の一つ、「四国地整管内の技術資料作成業務の品質向上」を目指し、今回の出前講座では、四国地方整備局 四国技術事務所 統括技術情報管理官 楠定晴様に「四国地方整備局におけるインフラDXの取組について」お話をいただきました。
講座の中では、四国地方整備局が推進しているインフラDX(i-Construction:建設現場へのIT活用による生産性革命)、BIM/CIM(建設情報の3次元化)等)について、先進的な事例や発注者支援業務・技術資料作成業務の担当技術者に期待することをお話しいただきました。
ポイントとして、経営者はDXを現場に丸投げせずIT部門や現場と一緒に取り組むこと。担当技術者は、3Dデータを自由自在に扱える能力を養うこと。そして、3Dデータを活用して新たな提案を期待したいということ。そのために「模倣と創造」を大切にし、四国のインフラDXを全国に負けないレベルに押し上げ、働き方改革やかっこいい職場づくりに努めて欲しい、という熱い想いをぶつけていただきました。
本日の出前講座の内容は、当日参加できなかった担当技術者とも共有し、これからの仕事の必須アイテムになる3Dデータの活用を重要課題として改めて推進していきたいと思います。
これからも、私たち四国技術資料作成業務勉強会が、業界の技術発展、地域の重要事業の推進、更には魅力ある業界づくりに貢献できるよう業界で知恵と力を合わせて取り組んで参りたいと思います。