沖洲小学校様からご依頼を受け、NEXCO西日本様、吉野川大橋JV工事事務所様、フジみらいの3社で沖洲小学校の総合学習にご協力させていただきました。
沖洲小学校6年生の児童の皆さんはこれまでに英語、道徳、図工などの学習の中で「未来に向かって、自分の将来について考える学習」に取り組んできたそうです。2学期は実際に地域で働く人の話から仕事のやりがいや魅力を学び、自分の将来を具体的に考えるきっかけとして、総合学習のご相談をいただきました。そこで、3社で相談して建設の現場から働く人までたっぷり堪能できるツアーを企画しました。
まず、マリンピア沖洲にある「徳島南部道PRルーム」で、動画を見ながら高速道路の事業概要を学んだり、ジオラマやパネルを見ながら構造の勉強したり、次に訪れる現場見学に向けて高速道路や橋の基礎知識を学びました。みんな初めて見るジオラマや橋のケーブルに興味津々でした。
次に、来年3月に完成する「吉野川サンライズ大橋」を建設している鹿島建設様の現場へ。橋の上に登るなり、「うわぁ~!たかーい!すごいっ!」と大興奮の声がアチコチから上がりました。北を見れば建設中の橋が見え、南を見れば今年開通したばかりの徳島南部道が広がっていました。児童の皆さんは今、ここでしか見えない風景をしっかり目に焼き付けていました。
最後は、フジみらいで「社長ってどんな仕事をすると思う?」「工事1件に何億くらいかかると思う?」など、質問形式で子どもたちに問いかけ、コミュニケーションを取りながら当社の「発注者支援業務」を学んでもらいました。
初めて座る社長の椅子で記念撮影、社長のサインを求めて長蛇の列をつくるなど、予想外のところで児童の皆さんが喜んでくれていました。
沖洲小学校の児童の皆さんは、これから卒業文集に「将来の夢」の作文を書くそうです。実際に働く人の話や、今日見て触れたこと、感じたことから自分の将来を具体的に描くきっかけになれば幸いです。元気な挨拶と積極的に質問してくれた皆さんの姿勢からは、一人ひとりが自分の未来をしっかり切り拓いていく逞しさを感じました。
工事が佳境のタイミングにも関わらず、今回の企画を快く引き受けてくださったNEXCO西日本様、吉野川大橋JV工事事務所様、本当にありがとうございました。また、子どもたちのために何度も打合せに足を運んでくださった沖洲小学校6年生の担任の先生方、大変お世話になりました。
今日来てくださった児童の皆さんの中から、1人でも将来、建設を目指す「建設少年・建設少女」が誕生することを願っています。