私たちの仕事は行政サポートを通して公共事業を円滑に進めること
新しい道路の計画をする場合、県道や市町村道、河川、一般の方の土地と交差することがあります。その際、道路や河川を管理する県や市町村、または地権者さんのところへ国土交通省の職員の方に同行して説明に伺います。そこで協議メモを取ったり補足説明をしたり、また、協議内容をもとに新しい設計を業者に発注する等のサポートをします。道路が出来るまでには相当長い年月がかかります。国土交通省の方は大体2年に一度異動があるので、長期に亘って事業に関わっている私たち現場技術員が事業を円滑に進められるよう様々な行政支援を行っています。
道路が開通すると、人々の生活は劇的に便利に!
現在、私の担当は4事業あります。国道32号改築防災の整備(大歩危工区)、国道192号徳島南環状道路、国道55号阿南道路、そして国道32号猪ノ鼻道路(令和2年度開通)です。事業が進んでいく中ですべてが計画通りに進むわけではないですが、自分が担当した道路がナビや地図に載ると、苦労した分だけそれを上回る感動があります。
道路は我々の税金で作られています。新しい道路が開通し人々の生活が安全で便利になり、投入された金額以上の効果が出せたかどうかを「事後評価」します。阿南道路が4車線化した際、道路利用者の方に話を聞きに行くと「今まで道路の開通は色々あったが、今までの中で一番効果があった」と喜んでいただいているリアルな声を聞きました。地域の人たちの役に立っていることを改めて実感出来た瞬間でした。
社員をひと言で表現すると、個性的で仲が良い!
当社の社員はとにかく個性豊かな人が多いです。業務も多岐に分かれているので専門もそれぞれですし、異業種から転職してきた方もたくさんいます。多趣味な人も多くて、どこかで誰かが何かで繋がっています。
最近は若い社員も増えてきました。私のラインでも若いメンバーが頑張ってくれていますが、若い人は本当に吸収が早い! これからの成長がますます楽しみです。後輩たちには、自分に与えられた仕事の中で自分の「楽しみ」を一つでも多く見つけてもらいたいと思っています。