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フジみらいは、平成28年に本社事務所をマリンピア沖洲に移して以来、毎週水曜日に会社周辺の清掃等に取り組み、マリンピア沖洲の美化に努めてきました。四国横断自動車道の工事が着々と進み、令和2年度内には津田IC ~徳島東IC が開通予定で、マリンピア沖洲はこれからますます車や人の往来が予想されます。今回はこうした背景も含め、フジみらいの環境整備活動について詳しく伺いました。
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タウトク―毎週水曜日の清掃活動を始めたきっかけは何ですか?
江﨑会長:当社は平成28年2月に徳島市八万町からマリンピア沖洲に本社事務所を移転しました。徳島県の産業・流通の拠点のひとつとなっているマリンピア沖洲は、美観や景観を意識して整備されていますが、これは進出4組合の企業間で激論のもと「緑が映える産業団地とするために企業地の1割を植樹域とすることとした」と、当初マリンピアに進出した友人から聞きました。そして「いつかはこのような思いがこもったマリンピア産業団地に進出したい、そして周辺の美化に努めたい」との思いが叶い、現在は周辺の美化活動に取り組んでいます。![]() |
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江﨑会長:
朝の環境整備活動をするようになってから、社員も少しずつ変化してきたように思います。清掃後は会社に戻るみんなの顔が清々しい! 水曜の朝礼時はみんな顔色もいいし、朝礼が活気づいています。心の清掃に繋がっているのではないでしょうか。たった30分ですが、いろいろな気づきや学びがあります。ボランティア活動は人のため、社会のためという目的が半分ほど。もう半分は自分たちの学びの場、成長の場だと考えています。フジみらいでは「心」と「技術」の両面を大事にしています。フジみらいで働いている社員には「心」と「技術」をバランスよく身に付けて、仕事を通してお客様や社会に貢献できる人間になって欲しいと願っています。その「心」を育む活動のひとつが、これらのボランティア活動です。フジみらいのボランティア活動の方針は「①みんなとのコミュニケーションを主として楽しく作業すること」「②清掃を観察や工夫の学びの場とすること」「③美化作業はみんなの心の美化作業とすること」です。
タウトク―企業がボランティア活動をすることの必要性について、会長の考えを教えてください。
江﨑会長: 個人は自分が乗っている車や身の回りを美しくし、家族は家の中や庭を美しくし、社員は事務所を美しくし、会社は周辺の環境を美しくすることを役割とすれば、社会全体が美しくなります。そのために、当社も環境整備活動に力を尽くしています。NPOを始め各団体で行うボランティア活動は、 人は集まるけれど、活動資金で困っています。私自身も参加経験があるからこそ、よく分かります。ならば「企業が中心となって活動すればいいんじゃないか」という考えに至りました。 会社の経営者がボランティア活動等にほんの少しでも時間やお金をかけて取り組めば、大きな社会貢献に発展させることが出来ます。仕事だけではなく、ボランティア活動等の地域貢献を通じて地域から必要とされる企業へと成長できればと考えています。タウトク ―それでは次に、社員の方にお聞きします。清掃活動の魅力は何ですか?
前田:
フジみらいに入社する前までは、ボランティアに参加したことはほとんどありませんでした。でも今は「社会貢献」に自分も参加していると実感するようになりました。掃除をすれば目に見えてキレイになるので達成感があります。また、私は積極的に人に関わっていくタイプではないのですが、環境整備活動の時間が社員間のコミュニケーションの場にもなっています。普段、話をすることが少ない他の部署の方と会話をする機会にもなっています。
三森:
最初の頃は清掃活動が終わると「しんどかったなぁ」と思っていましたが、始めて1カ月くらいで清々しい気持ちを感じるようになりました。みんなでワイワイしながらするのがいい! みんなと一緒なら頑張れます! フジみらいで清掃活動に参加するようになって、掃除をする習慣が身につきました。今は毎朝の掃除にも楽しく取り組んでいます。
林:
朝早くから体を動かすと気持ちがいい! 朝が苦手でしたが、清掃活動に参加するようになってちょっとマシになったと思います。会社で掃除をする機会が増えたおかげで、家でも便座を拭くようになりました。習慣は人を変えます! こんなことを言えるようになった自分にちょっとびっくりしています(笑)
村部:
私は今年の10月に転職してきました。前職では社内の掃除はしていましたが、外での清掃活動経験はなく、最初は驚きましたね。初めて参加したときは、疲れたけどスッキリした気分になりました。まだまだ社員の顔と名前が一致していないのですが、清掃活動にはいろんな部署の人が集まるので、私にとっては社員のことを知る場にもなっています。
タウトク― ありがとうございます!
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